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逆流性食道炎の薬 ガスター20

ガスター20の主な作用

胃・十二指腸潰瘍は消化性潰瘍ともいわれ、胃液が胃・十二指腸の粘膜を傷つける(消化する)ために起こると考えられています。この薬は胃酸分泌抑制剤で、ヒスタミンH2受容体拮抗作用にもとづき胃酸の分泌を促すヒスタミンの働きを抑え、また胃液に含まれる消化酵素ペプシンの分泌も抑制するので、消化性潰瘍の治療に効果を示します。胃炎、消化管出血、逆流性食道炎にも有効です。

ガスター20の副作用

発疹、じんま疹、血液障害などの過敏症状や便秘、口やのどの渇きなどが起こったり、倦怠感を感じたりすることがあります。まれに重い過敏症として皮膚粘膜障害、間質性肺炎、横紋筋障害を来すことがあります。ときに心電図の異常、意識障害、腎障害や、重篤な血液障害が起こることがありますので、定期的な血液検査が望ましいです。

ガスター20の服用上の注意

多くの場合は制酸剤や粘膜保護剤と併用されます。通常1日2回の場合は朝食後と夕食後または寝る前、1日1回の場合は寝る前に服用します。症状が軽くなると減量されますが、症状がよくなっても完治しないうちに中止すると、再発することが少なくないので、医師の中止の指示があるまで、根気よく服用を続けましょう。

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